雨が降って天気が悪い日や暑くて外で遊べない日、室内で遊べる場所はないかなと探していませんか?
0~3歳児の家庭育児で毎日、何をしよう、どこにいこうと考えていませんか?
実は、京都市青年科学センターは、広々した屋内外の施設で0歳の赤ちゃんや幼児でも楽しめる場所なのです。
なぜなら、科学に触れられるだけでなく、恐竜の展示や0歳〜小学校就学前の幼児専用の遊び場があるからです。
この記事では、京都で年子の乳幼児2人を家庭育児していた筆者が赤ちゃんや幼児でも楽しめる4つのポイントを紹介します。
この記事を読み終わると、”科学”と付くと対象年齢が高そうな気がしますが0歳の赤ちゃん連れも抵抗なく科学センターに遊びにいけるようになります。
乳児・幼児の遊び場「親子ふれあいサイエンスルーム」
「京都市青年科学センター」という施設名なので、乳児や幼児では楽しめない場所だと思っている人はいませんか?
実は、親子ふれあいサイエンスルームという0歳の赤ちゃんから小学校就学前の幼児までが遊ぶことのできる専用の遊び場があるんです。
こちらの部屋はスタッフが在中しているので、入り口で受付をします。
入ってすぐにテーブル席があるので、幼児連れの保護者はテーブル席にかけて見守ることも出来ます。
遊び場は靴を脱いで入ります。
遊べるスペースが広々ありますので、0歳から安心して遊ぶことができます。
具体的には、絵本や木のおもちゃなど一般的なおもちゃの他に、科学に触れる遊びもできます。
科学に触れることができる遊具
親子ふれあいサイエンスルーム内には科学に触れられる遊具があります。
普段、家では遊べない遊びに子供は大満足です。
体を動かしたり、レバーをぐるぐる回したり、じっと観るだけの観察ではなく体を使って科学に触れることができます。
上の子が2歳すぎまで京都に住んでいたのですが、天井のプロジェクターから投影された映像が変化する【光の池】がお気に入りだったようで毎回汗だくになるまで遊んでいました。
その他の遊具は以下の通りです。
1.バブルタワー
レバーを下げることで,シリコンオイルの中を空気の大きな泡がゆっくりと上がり,泡の動きや形状を体感できます。 ダイヤルを回すと,三原色のLEDの調光により様々な色を作り出すことができます。
2.落書きコーナー
天井のプロジェクターで映像を投影し,電子ペンで文字や絵を壁面に写します。線の色や太さを変えることもできるので,思いのままに描いてください。
3.光の池
天井のプロジェクターにより床面に映像を投影し,赤外線センサーがエリア(池の中)の動きを感知し,その動きに連動して映像が瞬時に変化します。下ばかり見ていてぶつからないよう気をつけて遊んでください。
4.浮き玉
送風機からの空気が,ボールや風船の表面に沿って流れ,空中に浮遊する現象から空気の動きを体感できます。 ハンドルで操作しますが,慣れたら浮いた玉を順番に横へ送っていくこともできます。
5.不思議な鏡
偏光フィルムの特性を利用して,光の進み方や性質,偏光について見ることができます。部屋の柱に設置した偏光フィルム付鏡を通し,別の柱の偏光板で製作したイラストを見たり,入口ガラスに貼られた偏光フィルムを通して,部屋の外部と内部でイラストの見え方がどう変わるのかをおたのしみ下さい。
6.くるくる機関車
鉄道模型のジオラマです。手回し発電機を回すことで作られた電気エネルギーによって模型の機関車が走ります。回す時の強さや方向によって,機関車のスピードや前進・後進をコントロールすることができます。
7.シャボン玉を作ろう!(提供:三洋化成工業株式会社)
右側のハンドルをグルグル回して風を起こし,もう一方(左側)のハンドルを回してシャボン玉を作る輪を回転させると,たくさんのシャボン玉を作ることができます。
授乳室が親子ふれあいサイエンススール内にある
親子ふれあいサイエンススール内には授乳室があります。
年子のワンオペ育児だったため、授乳中の上の子の対応にいつも苦労していましたが、遊び場内に授乳室があるのは助かりました。
親子ふれあいサイエンスルーム内には子育て支援のボランティアスタッフが在中しています。
上の子がもし授乳室から飛び出して行ってもどこかへいってしまわないようにお願いができたのがとっても安心できました。
お得な年間パスがある
京都市青年科学センターは市が運営する施設のため、料金もそれほど高くないのですが、京都市内の方などで何度も通いたい!となると積もればなかなかの費用になってしまいます。
子育て支援センターのように普段から利用したい方には、お得な年間入場券があるので安心です。
以前は親子ふれあいサイエンススールに3回通うと4回目以降は無料になる「親子パス」の販売がありました。
現在は、「親子パス」が廃止され、「年間入場券」が販売されることになりました。
3回通えば元が取れる価格設定なので、近隣の方や何度も行きたい方にとってはとってもお得な入場券です。
通常入場券
一般(大人) | 520円 |
中学・高校生 | 200円 |
小学生 | 100円 |
年間入場券
一般年間入場券:1,500円
※大人のみ
※プラネタリウム観覧料は別途必要です。
プラネタリウム観覧料 ※入場券と同額です
一般(大人) | 520円 |
中学・高校生 | 200円 |
小学生 | 100円 |
小学生未満の幼児・乳児は入場料も観覧料も無料です。
年間入場券は購入日から1年間有効ですので、春夏秋冬1年を通して毎日でも通うことができます。
また、親子パスは子供が小学生になった時点で有効期間が1年未満でも終了となっていましたが、年間入場券は子供の年齢に限らず期間内は使用できます。
年長のお子さんがいる家庭でも、親子パスから年間入場券に変わったことで利用しやすくなりました。
対象年齢別にプラネタリウムが観覧できる
プラネタリウムは何歳から観に行けると思いますか。
静かな空間でもし騒いだり、泣いちゃったりしたらどうしよう…と子連れでは行きにくい場所とお考えの方はいませんか?
京都市青年科学センターでは、プラネタリウムの種類ごとにおすすめの年齢が設定されています。
一番低年齢を対象にしたものは、なんと~4歳までの子供向けです。
泣いても途中で退席してもOKな回が設定されているので、小さな子連れにも安心です。
具体的なプラネタリウムの種類とおすすめ年齢は以下の通りです。
- 一般投映番組:小学3年生~大人向け
- ちびっこプラネタリウム:4歳~小学2年生向け
- はじめてのプラネタリウム:4歳までの子供向け
- トワイライトプラネタリウム:高校生~大人対象(中学生以下は入場できません)
恐竜がいる
京都市青年科学センターには昆虫や水中の生き物などの展示のほかに、肉食恐竜のティラノサウルスの展示があります。
恐竜と言えば福井の恐竜博物館が有名ですね。
福井は少し遠いなと思いの関西在住の方には、京都市内のこちらの京都市科学センターがアクセスしやすいと思います。
展示されているティラノサウルスは、復元模型のため本物そっくり。
そして、ボタンを押すとしゃべって、動きだします。
子供が何度もボタンを押したがって離れませんでした。
恐竜の復元模型はティラノサウルスのみですが、その他の恐竜も化石で展示がされています。
恐竜の化石の展示
- アロサウルス
- プロトケラトプス
- アジアゾウ
- タルボサウルス
- サウロロフス
恐竜の特徴や生態についての説明書きもあります。
恐竜好きにとってはより詳しく知ることのできる場所です。
恐竜の模型や化石を実際に目にすることはなかなかできないので貴重な場所だと思います。
実際に、友人の子供がサウロロフス好きなので、大阪からサウロロフス(化石)目当てで遊びに行ってきたと言ってました。^^
保育園や幼稚園に通っている方は、お友達やクラスメイトの中に少なくとも1人は恐竜好きがいると思います。
恐竜が好きというわけではない方も恐竜がどんなものか知ると子供のお友達同士との会話も弾みますよ。
まとめ
京都市青年科学センターは小学生や中学生だけでなく、小さい子供から楽しめる場所です。
- 乳児幼児専用の室内遊び場『親子ふれあいサイエンスルーム』がある。
- 年間入場券の販売があるため、料金を気にせず何度でも通える。
- プラネタリウムは対象年齢ごとのプログラムがあるから、赤ちゃんから観覧できる
- 恐竜が動く復元模型と化石がある。
『科学センター』というネーミングから赤ちゃん連れは対象ではない気がしてしまいそうですが、京都市科学センターは赤ちゃん連れのおでかけにもぴったりです。
飲食してもよい場所がありますので、お弁当を持参して1日中ゆっくり遊ぶこともできます。
0~3歳児の入園前のお子さんを家庭育児している方は、親子ふれあいサイエンスルームを育児支援センターとして毎日のように利用することもできます。
今回は乳幼児向けのおすすめポイントを並べましたが、小学生以上にとっても楽しい場所です。
2階・3階にたっぷり科学に触れられる体験型の展示があります。
屋内の展示だけでなく、屋外にはちょうの家やカブトムシの家もあります。
天気がいい日は、屋内・屋外の両方で過ごすことができます。
真夏など、暑すぎる日もすぐに屋内に入れる場所があると安心です。
京都市青年科学センターは、雨の日や暑すぎて外で遊べない日の子連れのおでかけ場所にぴったりです。